こんにちは。八幡建設スタッフのNです。
三連休に、紫金山・アトラス彗星を見送ってきました。
彗星は遠ざかってかなり暗くなっており、八戸市内では空が暗めな場所でも、もう肉眼では見えないかもしれません。
ですがこの日は環境的な好条件(月齢と天気)が重なったので、カメラにはしっかりと写すことができました。
今回の撮影地は青葉湖右岸農村公園です。
八戸市内で①光害が比較的少なく、②西側が開けていて、③自分が行きやすい場所、で探して、ここに決めました。(一昨年青葉湖周辺の現場があったので、慣れた場所です)
右岸公園は展望デッキ・駐車場・トイレ・休憩スペースと色々揃っていて、展望デッキからは青葉湖が一望できました。良い場所です。
残念ながら、もう一つの目的だった紅葉はピークを少し過ぎてしまっている印象でしたが…。次はほんの少しだけ早めの時期に訪れてみたいと思いました。
散策を中断し、日没後1時間ほど経つのを待ってから、彗星の撮影を開始しました。
西南西の方角、青葉湖の向こうに薄っすらと天の川が見えます。
写真の右上側に、これもまた薄っすらと、彗星の核と短い尾が写りました。(ちょっと言葉で説明しづらい位置にあります。かなり薄いのですが、わかるでしょうか?)
やはり、もう彗星がかなり暗くなっていて、見えにくいですね。
なので今度は天の川と彗星周辺を明るく大きく写してみました。(少し色被りしてるのか、天の川周辺だからか、全体的に少し赤っぽい感じの色味になっている気がします。正しい色がよくわかりません…。ご容赦ください。)
先月掲載した2枚の写真と同じレンズ(フルサイズ換算108mmの中望遠)で撮りました。右下に彗星があるのがわかると思います。
10月14日は縦構図でも尾が画面3分の1~半分くらいに写っていたので、比較するとだいぶ遠くに行ってしまったんだなとわかります。
11月1日に新月で、これからだんだんと月明りの影響が強くなってきます。おそらく私はこれで彗星とはお別れになると思いますが、今週中はまだ同じように見られる可能性があると思います。先月よりもさらに難しくなっていますが、興味のある方は地球を去っていく彗星をお見送りしてみてください。